医師が転科するために

診療科目によって様々な医師の仕事

ひと口に医師の仕事といっても、いろいろなものがあります。たとえば、数が多いと考えられている内科医ですが、いろいろな病気の診断をおこなっています。

軽い風邪で、内科医にかかる人もいれば、生活習慣病などの慢性の疾患で、内科医に定期的にみてもらっている人もいます。

また、多くの内科医は、いわゆる健診の仕事もおこなっています。

そんなことから、内科医にかかる機会がある人は多いと考えられます。今では、花粉症などのアレルギー疾患に悩む人もいます。そのため、内科医であっても、アレルギーの治療をおこなうような医師もいるのです。

さて、花粉症などは、鼻の症状に悩む人が多いです。したがって、このような疾患のために、耳鼻科にかかる人もいます。以前は、耳鼻科といえば、中耳炎などの耳の症状をみてもらう人が多かったのでした。

しかし、今では、耳鼻科といえば、花粉症などの治療のために通う人が増えているのです。 さて、高齢化が進むにつれて、関節の痛みなどに悩む人も増えてきました。

そういった悩みに対応できるのが整形外科医です。年齢が上がるにつれて、関節などの痛みに悩む人は増えてきます。

整形外科医は、レントゲンなどを利用して、関節などの症状を診断します。また、こういった痛みは、外科的な原因ではなく、痛風などの内科的なことが関わっていることもあります。したがって、自己診断をおこなうのではなく、整形外科医などにきちんとみてもらうことが必要になるのです。

今では、がんなども増えています。そして、がんの手術などは、外科医がおこなうことが多いです。がんというのは、今では、治らない病気ではないといわれています。

そして、腕が良いといわれる外科医も増えています。病院の口コミなども増えてきました。これらをうまく利用すれば、がんにかかっても、さほど心配する必要はないでしょう。

そして、今では、うつ病など、いわゆる心の病にかかる人が増えています。これに対応できるのが、精神科医だといわれています。

こういった心の病は、薬によって、症状を軽減することが可能です。また、医師との相性も大切だといわれています。

信頼できる精神科医にかかれば、このような病気も、早く治療することができます。そして、悩みも解決できるのです。

精神科は、総合病院の診療科として設けられていることもあれば、単独の精神科の病院もあります。自分の症状や、通いやすさなどを考慮して、どのような病院にかかるかを決めるといいでしょう。

外科医への転科を目指す

外科医と聞くと、「手術をするお医者さん」というイメージがあってかっこいいですよね。その仕事の実態は手術だけでなく検査や処置など様々な業務がありますが、手術に焦点をあててみようと思います。

手術はだいたい手術日というのが決まっていることが多いです。ただ、病院によっては週末以外は毎日が手術日ということもあります。もちろん、緊急の場合は曜日や時間に関係なく手術を行います。へとへとに疲れて、やっと帰宅しようという時間に新たな患者さんが運ばれてきて夜中から手術が始まる、ということもあります。

そういう場合に備えて、複数人いる外科医の中で勤務の割り振りがしてあって、この日は誰がファーストコールで、誰がセカンドコール、というふうに緊急時に呼ばれる医師が決まっています。そして、ファースト、セカンドに割り振られている医師は当然手術をしなければならなくなる状況に備えてすぐに病院にむかえる場所で待機し、体を休めるとともに飲酒は出来ません。

外科医がハードというのは、時間に関係なく手術に入ったり緊急時に呼び出されることに加えて、夜中まで手術を行ったからといって次の日の勤務が休みになることがない、ということがあります。他の職業では当直明けイコール休み、ということが多くありますよね。当直じゃなくとも夜通し手術や看取りのために睡眠を削り、そして翌日の予定(検査や手術、外来など)は何事もなかったようにこなさなければいけないんです。

人の命を預かる仕事をする人たちが、睡眠不足で疲労困憊。そんな医師たちが次々に手術を行っていく…ちょっと考えられないですよね。これはもう「責任感」と「気力」しかない、という状況です。

長時間の手術となると、一か所にじっと立ち続け、長い時は10時間を越えるものもあります。10時間歩くよりもずっときついことです。一か所にじっと立ち続け、手元の術野に神経を集中させつづけなければいけません。その間食事もトイレも、体が疲れたからといってストレッチをすることもできません。もはや超人の域ですよね。

きついと言われる分野ですから、外科医を志す人はあまり多くないです。今頑張っている外科医は少ない人数で負担が大きくなっています。

どうしてそんなにハードな仕事を続けていられるのか?お金がほしいなら保険がきかない分野に手を出せば、という意見も聞かれます。

それは、医師としての使命感や、手術で命をつなぐことができた人が元気になって退院していく姿にやりがいや喜びを感じられるから。また、自分の家族が倒れたときは自分が治してやりたいと考える医師もいます。

医師自らが体に負担をかけすぎ、長く働けなくなってしまう→医師不足→一人一人の負担が増える→外科医のなり手が不足

そういう悪循環を断ち切るために、当直明けは休みを確保する、医師の人数をしっかり確保して慢性的な残業を解消するなどの処遇改善が求められます。

医師の転科については、医師 転科を紹介する、総合サイトへどうぞ